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母から聞いた戦争の記憶

今日は広島に原爆が投下された日
63年もの歳月が流れても
消えない消せない
忘れない忘れられない
記憶がたくさんたくさんあって
今もなお涙を流す人がいること
私も忘れないようにしよう






私の母は昭和12年・1937年に生まれました
盧溝橋事件のあった年です
母の戦争の記憶は空襲です


昭和20年・1945年8月15日未明
埼玉県熊谷市で大空襲がありました
父親が自警団で出かけてしまって
ひとり家に取り残された8歳の女の子
焼夷弾が空からたくさん降ってきて
市内の方向の空は昼間のように明るくなっていました
「花火なんてもんじゃない、もっとずーっときれいだったよ....」
家は焼かれずにすんだものの
近くに焼夷弾が落ちました
私「そのときどこにいたの?」
母「畑...裏の桑畑....布団かぶってじっとしていた」
私「恐かったでしょう?」
母「恐かったよー!!
一晩中だよ、布団かぶって畑にいたんだよ、ひとりで!」




8歳の女の子にこんなつらい思いをさせた戦争を
私は許せないと思いました
そして、母がそんな思いをしながらも死なずに
生き抜いてくれてよかったと思います
そのとき母が死んでいたら
私も
ここにこうしていないのです


熊谷市中心を流れる星川
たくさんの人が火を逃れて飛び込んで
死体でいっぱいになったそうです






母「占領軍も来た」
私「へ?」
母「家に来たの....隠れてろって言われた、女の子だから」
私「なにしに?」
母「ジープで...道を聞きに入ってきた、迷ったみたい」
私「英語でしょう、だって」
母「おじいさん、(言葉が)わかんないから
近所の人に来てもらって、なんか話してたけどね」
私「へえー」




子供の記憶は断片的
大人のそれとはだいぶ印象が違うのだろうけど
母の話を聞く度に
私の目の前にはいつも
大きな目をした小さな女の子が
ドキドキした顔の女の子が見えます


子供がいきいきと毎日暮らせる
平和ってそういうことかなあと
母の話を聞きながら思ったりします





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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

おはようございます!! 自分も親からよく沖縄戦の話を
聞いていますよ。二度と戦争なんて起こらないでほしいです。
今でも戦争をしている国がありますがそんな事早く止めて
世界が平和になってほしいです。

投稿: KINJYO | 2008/08/07 09:39

sunKINJYOさん

レス遅れてすみません。
身近な人から戦争体験を聞くのはつらいときもありますが、大事なことだと思います。
今日はオリンピックの開会式ですね。
世界中のすべての人が喜べるお祭りが
いつの日かできるといいなあと
TVを見ながら思っています。

投稿: なえ | 2008/08/08 23:47

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