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その日のまえに

久しぶりに映画館へ
その日のまえに 大林宣彦監督作品
主演は永作博美、南原清隆
ちなみに私、原作は読んでおりません


余命1年と宣告された妻・とし子
そしてその夫・健大
妻の命が尽きるその日を迎えるまでの
夫婦の、家族の軌跡
そして宮沢賢治・妹のとし子へのオマージュ
大林監督曰く
「死へのロードムービー=生きる悦びに満ちた断章の連続」
この言葉が作品を表すすべてだと思う




映画は時空を何度も越える
モザイクのように
場面がちりばめられているが
それをつなげると
大きな絵になっているかのような
そんな作りになっている
リアリティとかツジツマとか
そんなことは考えなくてもいい
(考えない方がいい)
ただ素直にスクリーンに向かっていればいい
泣きたかったら、泣けばいい
私は久しぶりに映画館で泣きました
あまり身構えずに見に行った方がいいと思います
ファンタジーなので、
その入り口に素直に入り込めれば楽しめる映画です
順を追って考えないとダメな人は
きっとなじめないだろうと思います
脇で出て来る小日向文世、宝生舞、柴田理恵などが
映画のスパイスとして効いています




劇中歌・主題歌のクラムボンがすごくいいです
劇中は女優さんが歌ってるようですが、
それほど違和感なく聴けました
映画の世界に雪のように静かに降る
宮沢賢治の詩とチェロの音色がとても胸を打ちます




この映画、峰岸徹の遺作でもあったんですね
緒形拳といい、この峰岸徹といい、
亡くなってから出演作が公開されるというのは、
観ているととても不思議な感じがします
映像で観る限り、とても亡くなるようには
見えないからでしょうか
今もどこかにいるようなそんな気もします
俳優さんと言うのは、
作品の中で永遠に生き続けることができる
エラいお仕事なんだなあと改めて思います









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